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医療ガスの種類と用途

酸素 O₂ (Oxygen)

【用途】
主に直接的なガスの吸入であり、呼吸機能、循環器機能障害のほか多くの疾病による低酸素症の治療及び麻酔管理に重用される。


日本薬局方外
液体酸素


日本薬局方酸素

【物性】
分子量:31.999
沸点(大気圧下):-183℃
ガス比重(空気=1):1.10529
色(ガス):無色
色(液体):淡青
燃性:助燃性または支燃性

【注意事項】
火気・油脂厳禁
多量吸入・副作用に注意

窒素 N₂ (Nitorogen)

【用途】
・手術機器駆動用の動力源
・液化窒素による皮膚性腫瘍の凍結手術
・医薬品の製造・包装の過程で酸化防止雰囲気ガスとして利用


日本薬局方外
液体窒素


日本薬局方窒素

【物性】
分子量:28.01
沸点(大気圧下):-195.8℃
ガス比重(空気=1):0.967
色(ガス):無色
色(液体):淡青
燃性:不活性

【注意事項】
多量摂取による窒息事故

亜酸化窒素 N₂O (Nitrous Oxide)

【用途】
・鎮痛効果に優れ、効果の強い他の麻酔薬と併用して全身麻酔などに利用
・冷凍手術用冷媒


日本薬局方
亜酸化窒素

【物性】
分子量:44.01
沸点(大気圧下):-89.5℃
ガス比重(空気=1):1.53
色(ガス):無色
燃性:支燃性
水・血液等によく溶ける

【注意事項】
火気厳禁
多量吸入注意

二酸化炭素 (Carbon Dioxide) CO₂ 一般に「炭酸ガス」と呼ばれる

【用途】
・内視鏡手術時の気腹用  


日本薬局方
二酸化炭素

【物性】
分子量:44.01
沸点(大気圧下):-78.2℃
ガス比重(空気=1):1.524
色(ガス):無色
燃性:不燃性
水によく溶ける(=炭酸水)

【注意事項】
火気厳禁
多量吸入注意

ヘリウム He (Helium)

【用途】
・MRIの磁場作り(液体)や呼吸機能検査などに利用


  

【物性】
分子量:4.0026
沸点(大気圧下):-269℃
ガス比重(空気=1):0.138
色(ガス):無色
燃性:不活性

吸引

【用途】
・吸痰など

【物性】
陰圧ガス
医療用ガス配管設備のJIS規格では
「医療用ガス」として規程
現在は配管端末器において使用可能
教育・知識

合成空気

【物性】
駆動用空気
医療用空気
⇒圧縮空気(不純物が残る)
⇒合成空気(より純度の高いガス)

【用途】
・人口喚起
・呼吸用ガス
・人工呼吸器の駆動用